ふたご座の興味津々

「ふたご座」の一級建築士が興味津々なテーマについて語るコラム

将来の夢・・・実際どうなの?

f:id:hutago-za:20160116215038j:plain

昔なりたかった職業・・・

子供の頃、大人からよく聞かれたものです。「大きくなったら何になりたいの?」
大人になった今では逆に私も子供と話すきっかけで聞く質問のひとつなんですが。
私の一番初めになりたかった職業?
子供ながらの記憶をたどっていって残っているのは「バキュームカーの運転手」。
小学校に上がる前まで住んでいたアパートは今では見かけなくなった「汲み取り」式のトイレ。
アパートには毎月1回バキュームカーがやってきて便層を綺麗に吸い上げて行くのですが、興味津々の私はそのカッコよさにどうやら惹かれたみたいです。
男の子って変わった車が好きじゃないですか?
ゴミ収集車にせよ、コンクリートミキサー車にせよ作業しているところを見るのは大人になった今でも見ていて飽きません。
なんでも作業を終えて帰るバキュームカーを「まだ帰らないで!」と泣き叫ぶ私に困ったと親がよく言っていました。

 

本格的に将来像を考えて・・・

小学校を卒業し中学校へ進むと次は高校。
小学校の6年間と違って中学の3年間はとても早く過ぎていきます。
「さて、どこの高校へ行こうか?」中学の3年生にもなると進路の決定がでてきますよね?
その時、何も考えていなかった将来像を考えるファーストステージがやってくるんです。
親が会社や商売をやっていて後を継ぐいわゆる後継者として考えている子もいれば、私のようにサラリーマンの家庭で育ち自分で方向性を決めなければならない子もいるわけです。
しかし、中学生では「これになりたい!」と明確に決定している子は昔も今も少ないのではないのでしょうか。
私もこのとき何も将来像が見えていませんでした。
高校で考えればいい!と普通高校へ進学した訳ですが、高校の3年間は中学の3年間よりも早く過ぎていってしまいます。
先延ばしにしていた将来像、ここでセカンドステージがやってきます。
次は高校と違って普通大学は無いわけですから本格的に将来像と向き合わなければならないわけです。

 

私の場合・・・

進路を考えるうえで好きなことが出来る職業と考えると漠然としたものから絞られてきます。
私は小さい頃からプラモデルを作るのが好きだったり、夏休みの工作の宿題を考えるのが好きだったり、そのため好きな教科も図工や技術そして美術など細かい手作業が好きでした。
また、私の祖父は土木業を昔営んでいて家にはレベルやトランシットといった測量に使う道具が物置にあったんですね。他にも大工道具やらコンクリートをならすコテだとか。それを子供の頃に遊び道具として私はおもちゃとして使っていました。
それと最終的に進路を決めなければならない当時、お父さんが建築家というあるファミリードラマをやっているのを見てドラフターで図面を書いている姿にとてもカッコイイとすごく惹かれたのを憶えています。
今思うと、建築に関連する大工道具や測量道具が身近にあった事、ドラマの影響などが建築へ進むきっかけになったのかなと思います。

実際どうなの?

受験シーズン真っ只中ですが、将来像が見えていない不安な受験生もいるかと思います。
私は大学の建築学科へ進み、今は設計事務所を開業し夢をある意味実現したのかもしれませんが、大学の仲間つまり建築学科を卒業しても建築業界で働いているかというとそんな訳でもありません。
銀行員だったり、システムエンジニアだったり、カメラマンだったり、魚屋さんだったり・・・みんな建築とは関係ない好きな仕事をしています。

結局、大学を卒業しても新たな自分の道を見つけたなら違う道へ行くのも遅くはないんだと思います。

広告

 

スポンサーリンク