ふたご座の興味津々

「ふたご座」の一級建築士が興味津々なテーマについて語るコラム

ある日突然やってくる・・・親の介護の現実味!

 

日本の平均寿命は・・・男性4位、女性2位

平成27年の日本人の平均寿命は・・・
男性80.79歳(世界4位)、女性87.05歳(世界2位)と
過去最高を更新したそうです。

ちなみに、気になる順位は・・・

1位 男性:香港(81.24歳)     女性:香港(87.32歳)
2位 男性:アイスランド(81.00歳) 女性:日本(87.05歳)
3位 男性:スイス(81.00歳)    女性:スペイン(85.58歳)

ご覧のように男女共に上位を占める日本の平均寿命・・・
内閣府の発表によると日本の高齢化率は26.7%で、実に4人に1人は65歳以上!

 

ある日突然やってくる・・・親の介護の現実味!

今は元気な高齢者も多いですが・・・

高齢化社会の日本では多かれ少なかれ・・・
親の介護という問題がいつかは現実味をおびてきます。

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そんな私も・・・つい先日突然やってきました。

前日まで身の回りの事はとりあえずは一人で出来ていた父親が、
意識低下で救急搬送され、そのまま入院生活が始まりました。

入院手続きやら介護保険の申請、福祉用具の手配、
それに相談員さんやケアマネージャーさんとの打ち合わせ等々・・・

次々に対応を迫られるものも有り、一気に初めての出来事が過ぎ去っていきました。

 

入院生活で認知症はすすむ?

入院前から怒りっぽくなったなど軽い認知症状が見られましたが・・・
入院中に症状が進み・・・スイッチが入ると興奮!!

面会から帰ってきたばかりなのに、看護師さんに暴言を吐いて
病院から「興奮しているので・・・来て下さい」と何回?呼び出された事か!

夜間は看護師が少なくなるので・・・
「退院するか?」「夜は家族が泊まるか?」の選択を迫られ、
結局、簡易ベッドを病室に入れてもらって家族交代で父親の横に泊まり・・・
退院をどうにか延ばす。

夜は1時間おきにトイレ騒ぎをするので付き添いはほとんど寝れず、
夜勤の看護師さんに多大なご迷惑をお掛けしていた事がよく分かりました。

杖があればどうにか歩いていた父親はこの入院で完全な車椅子生活になり、
今は歩けない状態。(※自分は歩けると言い張っておりますが・・・)

そんな状態で退院しても面倒を主でみる母親も高齢で、
入院前から認知症の症状で家族に攻撃的だったことから母親も怯えていて・・・

共倒れの心配をしたケアマネージャさんの判断で介護認定が下りるまで・・・
小規模多機能型施設でお世話になる事になりそのままそこへ入る事になりました。

 

病院でも施設でも出て行ってと言われたら?

病院を退院した父親はそのまま迎えの施設の車で小規模多機能型施設へ!
私たち家族も施設の内容を見て欲しいと車の後を追いました。

見学を済ませ、家族がケアマネージャーさんと別室で話をしていたところ・・・
ここでもスイッチが入ったようで暴言を吐いて車椅子に乗った父親が入ってきました。

10分ほどこちらは穏やかに話をしましたが平行線で帰るの一点張り・・・
ただ、施設の人も慣れたものであとはお願いして家に帰ってきました。

病院とは違って余程のことが無い限り連絡は来ないようですが・・・
当日、翌日とケアマネさんから私の携帯へ電話が掛かってきています。

結局、父親の今の機能がどれくらいあるかを見る事にも従わないらしく、
手を貸そうとすると振り払って怒鳴るとのこと。

父親の場合、やっかいなのが元々公務員で上層部に居た人なので、
スイッチが入らなければ私と対等それ以上に言い合える理路整然とした理由を言うので認知症専門の施設でも今までに例の無い患者のようで対応に苦慮している様子。

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病院でも「出て行って!」 施設でも「出て行って!」 と言われたら?
専門家がお手上げなのに家での介護?なんて・・・いったい、どうすれば?

ちなみに、働きながら介護をしている人は・・・
私と同じ50代では約1割の114万人(2013年)いるそうです。

それが介護の・・・現実です!

 

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