平成29年都道府県別賃金の水準
厚生労働省の平成29年賃金構造基本統計調査によると・・・
都道府県別賃金で最も高かったのは東京都の377.5千円で、全国計は304.3千円だったそうです。
その中で、全国計を上回ったのは・・・6都道府県だけ。
①東京都・・・377.5千円
②神奈川県・・・329.8千円
③大阪府・・・326.1千円
④愛知県・・・318.3千円
⑤京都府・・・311.6千円
⑥千葉県・・・309.4千円
ちなみに、一番低かったのは・・・青森県の234.8千円。
東京都と青森県の賃金差は142.7千円で、年収にすると・・・約171万円も違います。
平成29年平均消費者物価地域差指数
統計局の平成29年平均消費者物価地域差指数によると・・・
平均を100とした都道府県県庁所在地の指数で平均以上だったのは13市。
物価の高い上位を見ると・・・
①東京都(東京都区部)・・・105.1
②神奈川県(横浜市)・・・104.8
③埼玉県(さいたま市)・・・102.8
④長崎県(長崎市)・・・101.7
⑤兵庫県(神戸市)・・・101.2
⑥福島県(福島市)・・・101.1
ちなみに、一番低かったのは・・・群馬県(前橋市)の96.1。
100円の品物が東京都だと105円で売られ、群馬県では96円で買える。
その差9円ですが・・・100万円となると9万円の差に!
平成29年都道府県別住宅地の価格指数
国土交通省の平成29年都道府県地価調査によると・・・
東京都の住宅地の平均価格は342,600円/㎡。
坪に直すと1,134,828円になり・・・100万円/坪を超えています。
田舎に住んでいる私にとってはピンとこない金額ですが、
50坪の土地を買うには・・・ハイっ!5,674万円也。 土地代だけでね。
それでは、東京都を100とした各都道府県の住宅地の価格指数を見ていきましょう。
①東京都・・・100
②神奈川県・・・51.4
③大阪府・・・43.3
④埼玉県・・・32.1
⑤京都府・・・30.4
⑥兵庫県・・・29.8
ちなみに、一番低かったのは・・・秋田県の3.9。
2位の神奈川県に倍の差を付け、ダントツに土地代が高い東京都。
これじゃ、東京に一戸建てなんて・・・夢のまた夢です。
都道府県別の「賃金」と「消費者物価」と「住宅地の価格指数」の関係
これまで、平成29年の都道府県別の「賃金」、「消費者物価」、「住宅地の価格指数」を見てきた訳ですが、皆さんもお分かりの通り、上位に入ってくる都道府県は同じような地域です。
1位、2位に関しては「東京都」と「神奈川県」で一致していて、住みたい街ランキングでも横浜市がトップに入るなど、共通して公共機関も網羅され便利かつ魅力な街であるのは間違いありません。
便利で給料はいいが・・・物価は高いし、土地も高いから賃貸でいいよ。
そんな生活を取るか?
給料は安いけど・・・物価は安いし、土地も安いから一戸建ても夢じゃない。
そんな田舎暮らしを選ぶか?
私は後者を選んだ訳ですが・・・
それにしても・・・東京はダントツだなぁ。
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