タイルの目地は劣化する?
ウチの浴室の床のタイルの目地が劣化して剥がれてしまいました。
今年で築20年・・・人間で言えば成人式を迎える年です。
タイルは劣化しにくい建材のひとつで外壁などにも使われていますが・・・
タイルの貼り方が湿式(下地モルタル)の場合は、年月が経つと接着面が剥離して落下の危険性が出てきますので定期的な確認が必要です。
施工にもよりますが、どうしても接着用の下地モルタルや目地のモルタルの劣化は歪めません。
簡単な検査方法として・・・
かなづちをタイルに押し付けて動かすと音が軽く聞こえる事があります。
そういった箇所は専門用語で「浮き」と言い、接着が充分でなくタイルが浮いている所ですので剥離の可能性大です。
さて、ウチの浴室床の目地ですが・・・
ご覧のように、矢印の箇所が割れて剥がれてしまいました。
タイル自体は大丈夫なんですがね・・・。
タイル目地の補修を・・・自分でやってみた!
ウチのように目地が剥がれて、そのままにしていると・・・
目地が無くなったので、タイルがそちらへ動こうとして今度はタイル自体が剥がれていきます。
そんな訳で、タイルが剥がれる前に目地の補修を自分でやってみました。
用意するものは・・・目地材のモルタル。
100均でも売っていますが、このモルタルでは固まるまでに時間がかかり、水場ですので流れてしまうので、その日のお風呂は使えません。
でも、今回はその日でもお風呂が使えるように・・・
ホームセンターで・・・「超速乾30分セメント」(硬化時間約30分)を購入。
それと100均で買ったヘラ、雑巾を準備。
「超速乾30分セメント」は水を加えて混ぜるだけ・・・(笑)
ヘラですくって隙間を埋めていきます。はみ出ても気にしないでOK!です。
隙間が埋まったところで、今度は濡らした雑巾ではみ出た部分を拭いていきます。
上の写真はその日のうちにお風呂を使った後の状態です。
午前中に補修して、夜にはシャワーを流しても全然問題ありませんでした。
色が以前のものより濃いように見えますが・・・
これは何日か過ぎると、だんだん白っぽくなって目立たなくなります。
浴室のタイル目地の劣化による補修は・・・超速乾セメントを!
実は、この補修をする前に100均の目地材を買ってきて埋めてみたんですが・・・
窓とドアを全開にして乾かしてもその日の夜には乾かず、せっかく埋めた目地が無残な結果に・・・。
浴室をその日に使わず・・・乾燥時間が充分取れるのであれば大丈夫でしょうがね。
結論として・・・
乾燥時間が充分取れて風通しのよい場所での補修は100均の目地材でも充分かと思いますが、水場である浴室の補修をする場合は・・・断然!「超速乾セメント」に限ります。
少々お高いですが・・・
30分で乾くというだけあって、100均の目地材とは比べ物になりません。
もし、浴室タイルの目地が劣化していたら・・・
一度、お試しあれ!
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