狂犬病を発症すると人も動物も100%死亡?
厚生労働省のホームページの
「狂犬病に関するQ&Aについて」の中で見つけてしまった・・・
人も動物も狂犬病を発症するとほぼ100%死亡の・・・衝撃!
「狂犬病」は一旦発症すれば効果的な治療法はなく、
ほぼ100%の方が亡くなる・・・と書かれています。
ただ・・・
感染した動物に人が噛まれた場合は、ワクチンを連続して接種することにより、
発症を防ぐことができるので噛まれた直後のワクチン接種が重要のようです。
このご時世ですから・・・
改めてワクチンの必要性を認識することになりました。
そして・・・
新型コロナウイルスのワクチンが一刻も早く供給されるのを願うばかりです。
狂犬病予防接種へ!
さて、ウチには先月8歳になったチワワを飼っていますが、
毎年、年度末の3月に「狂犬病予防接種のお知らせ」がハガキで届き・・・
あまり深く考えずに、今まで予防注射を打ってきましたが、
発症すると・・・ほぼ100%死亡ですか? 犬も!人間も!
「狂犬病予防法」が制定される1950年以前は・・・
日本国内では多くの犬が「狂犬病」と診断されて、人にも感染し死亡していました。
そんな恐ろしい!「狂犬病」ですが・・・
現在の日本は「狂犬病」の発生のない国となっています。
人に関しては1956年を最後に、また、動物は1957年を最後に発生していないので、
あまり「狂犬病」に対しての実感はありません。
しかし、うちのチワワは知らない人が手を出そうものなら・・・
ガブっといってしまうので、もしものために、やはり狂犬病予防接種は欠かせません。
ところで、
なんで?「狂犬病」のことを書いたかというと・・・
暑くなって、そろそろ蚊も飛び始めたので、フィラリアの薬をもらいに・・・
久々に動物病院へ行ったので、「狂犬病の予防注射」も一緒に打ってきました。
病院嫌いなので、ブルブルが止まりませんが・・・
診察台の上では、やんちゃがウソのように・・・
押さえつけることもなく終了! いつものことですが!
狂犬病の実態!
現在、「狂犬病」は日本では発生のない国とお話しましたが・・・
日本の他には英国、オーストラリア、ニュージーランドなどの一部の国々を除いて、
全世界に分布しているので、発生していない国はほんの僅かです。
主な感染動物としては・・・
犬、猫、キツネ、アライグマ、スカンク、コウモリ、マングースなど。
そして、感染から発症までの潜伏期間は・・・
1ヶ月から3ヶ月、中には1年から2年後に発症した事例もあるようですが、
発症前での感染の有無を診断することは出来ないのだとか・・・。
新型コロナウイルスのように、人から人への感染の心配はないですが、
世界では・・・年間に約5万5千人もの方が亡くなっています。
こう聞くと・・・
日本は「狂犬病」を封じ込めている数少ない国だということなんでしょうね。
狂犬病予防接種の重要性!
狂犬病の流行国では「犬」が主なまん延源となっているので・・・
予防注射を打つことで犬でのまん延を予防し、
万が一、日本国内に狂犬病が侵入した場合の備えにもなっています。
それでは・・・
もし、国内で狂犬病が発生した場合はどうなるのでしょうか?
厚生労働省によると・・・
発生した地域内の犬に対して、けい留の命令等が出されて・・・
犬の移動の制限、交通の遮断等の措置が講じられるようです。
この時期ですから、コロナ対策とリンクしてしまいます。
このように、狂犬病予防接種の重要性から・・・
「狂犬病予防法」では、91日齢以上の犬の所有者はその犬を所有してから30日内に市町村に犬の登録をし、鑑札の交付を受けるとともに狂犬病の予防注射を犬に受けさせ、注射済票の交付を受けなければならない。 と定められています。
狂犬病予防接種しなかったら20万円以下の罰金?
狂犬病予防接種は法律で定められた飼い主の義務というのはわかりました。
厚生労働省のホームページには・・・
飼い犬を登録していない所有者や飼い犬に予防注射を受けさせていない所有者、飼い犬に鑑札や注射済票を装着していない所有者は20万円以下の罰金の対象となります。
と書かれています。
ただ、一番の懸念はワクチンには副作用があること。
ウチのわんこは今まで毎年予防注射を打ってきましたが・・・
幸い、副作用が出たことがありません。
飼い主にとっては、愛犬に副作用が出ることが何よりも心配です。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため・・・
各自治体で行っている集団接種の期間変更や動物病院の個別接種に切り替えているところもあるので、各自治体のホームページでご確認下さい。
しかし、
狂犬病予防接種しなかったら20万円以下の罰金があるとは?
知らなかったなぁ・・・8年飼ってますけど!
広告
スポンサーリンク