ふたご座の興味津々

「ふたご座」の一級建築士が興味津々なテーマについて語るコラム

人口減少と空き家対策!

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日本の総人口27万人減少

総務省の発表によると、住民基本台帳の人口動態調査で日本の総人口は昨年に比べ
27万人減少!
普段生活していく上では全然気付かないけど、27万人ってスゴイ人数ですよね。
東京ドームの野球試合時に、テレビで見ると米粒位にしか見えない人間が全座席埋まっても4.6万人!ですから、そのおよそ6倍の人々が日本から1年でいなくなってるんですよ!!冷静に考えると怖いです。ちなみに、出生数も過去最低の103万人ですから、これからも人口減少に歯止めをかける要因は見つかりません。

 

人口減少と空き家との関わり

人口減少が続くとどうなるでしょう?人が生活するうえで衣・食・住のうち、最も影響が出てくるのが「住」・・・すなわち家です。
家は既に人口に対して過剰状態であるのに対し、人がどんどん減っている訳ですから、家が余るのも無理はありません。そして、いま問題になっているのが人の住んでいない家・・・空き家!です。

 

空き家ってどのくらいあるの?

素朴な疑問ですが、全国に空き家ってどの位あるんでしょう?
知っている人も少ないでしょうが、2013年の調査によると空き家は全国に820万戸あるそうです。率にすると13.5%で10戸に1戸以上は空き家という計算です。
身近なところでウチの周りにもここ数年で急に増えています。空き家!
また、外見は2階建で大きな家でも実は高齢者が1人だけで住んでいるっていうお宅はそれ以上に多いです。だから、これからも空き家は増え続けるでしょう。

 

空き家の問題とは?

じゃー実際、空き家が増えてくると、どんな問題が出てくるのでしょうか?
◎家って住んでいないと、家自体の痛みが激しいのは事実です。
◎庭の雑草も伸び放題で景観はもちろん、害虫など衛生上もよくありません。
◎不法侵入や不法投棄そして放火などの防犯上も心配です。
地震以外でも倒壊する恐れなど防災上の問題も出てきます。
上に挙げたように、ひとつの空き家だけでも色々な問題を抱えています。

 

空き家問題対策 

そんな事もあり、今年の5月に「空き家対策特別措置法」が完全施行されました。
この法律の施行で、大きく変わった点は自治体が倒壊など危険とされる特定空き家の持ち主に改善を求め、従わない場合は行政代執行で撤去する事も可能になった点。
(ちなみに撤去費用は持ち主に請求されます。)

この法律施行で空き家対策の巡回サービスを始めた会社も増えています。
屋内外の目視のチェックを始め、換気、通水、庭木や雑草の状況を写真入の報告書にしてくれます。郵便物の転送も郵送料を払えばやってくれます。
補助金を出している自治体もあるので、空き家を抱える持ち主の方は行政代執行になる前に・・・年末の休みに検討を考えてみるのもいいでしょう。

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