再開された今年度の建築士定期講習!
建築士事務所に所属する建築士は、
3年毎の建築士定期講習を受講する義務がありますが・・・
私は、この制度が始まった当初から今までに、この講習を2回受けてきて・・・
今年度が3回目の受講年度となっています。
しかし今年度は、このコロナ禍の状況で・・・
国交省からの要請を受けた講習機関が4月~6月の3ヶ月間のすべての講習を中止。
定期講習未受講者には懲戒処分があることから、
来年3月末までの講習の行方が気になっていましたが・・・
中止から一転、7月から講習再開のアナウンスが国交省からあり・・・
先日、9月の講習に申し込んだことをこのブログでも書きました。
そして早いもので、
先週、講習の日がやってきて、朝から丸一日の講習を受けてきました。
コロナ禍での建築士定期講習!
講習申し込み時に、コロナ対策で体調の悪い方は日程の変更など・・・
注意がありましたが、当日私の受けた教室では欠席者はいませんでした。
マスクの持参・着用、アルコール消毒をして受付で検温されて教室に入ると・・・
二人掛けのテーブルに一人ずつ前後左右が重ならないような配置で・・・
定員はいつもの半分とのことでした。
数えてみると、受講者は・・・18人です。
教室では空気清浄機をつけて、ドアは常に開放!
午前9時からガイダンスが始まり、この講習機関はモニターを見てのDVD講習で、
講習後に行われる修了考査(試験)はテキストの中から問題が出題されるので・・・
付箋をバシバシ貼って!(笑)
午前2時限、午後3時限の講習を受けます。
講習内容は・・・
「建築基準法」「その他の関係法令」「建築士法」「設備・構造」「倫理・監理」
昼食はコロナ対策で教室では食べれないとのことでしたので、
近くのファミレスへ食べに行き・・・
午後4時15分から始まる終了考査まで講義を受けます。
修了考査は40問のマークシート
講習終了後に行われる修了考査はマークシート形式で、
一級建築士は・・・40問となっています。
考査時間は65分間で・・・1問あたり1分半ほど。
モニターには終了までのカウントダウンが表示されるんですわ。
1秒ごとに減っていくのが見えるので、初めてで焦りましたよ。
問題は講習で使ったテキストから出題され、テキストは考査中に見ても構わないので、よほどのことが無い限り落ちることはありませんが・・・
この修了考査に合格しないと、受かるまで受け続けなければなりません。
落ちたら・・・また講習費12,000円を支払わなければならないので、
他の講習と違って? 講習中も皆さん真剣なわけです。
午後5時20分に修了考査が終了、丸一日がかりの建築士定期講習が終わりました。
考査結果は来月下旬に発表になるようですが・・・
この考査の合否基準は、「当社の修了考査委員会が定める(一定)の修了基準を満たした方となります。」とあり、明確な基準は発表されていません。
一度取得した免許を一生涯使えたのは昔の話?
建築士事務所に属する限り、このように今後も3年毎に定期講習・考査を受け続けなければなりません。
建築士の場合、免許の更新制度ではないので建築士事務所に属さない建築士はこの定期講習・考査を受ける義務はありませんが・・・
教員は平成21年4月から免許更新制になり、10年間の有効期間が付されました。
免許状の有効性を維持するには・・・
2年間で30時間以上の免許状更新講習の受講・修了が必要になっています。
このように、一度取得した免許を一生涯使えたのは昔の話?
講習を受けた仲間とも話していますが・・・
これ(定期講習・考査)をこの先60、70代で続けていくのは大変だよね!
講習料も高いし・・・3年は短すぎ。
現状で若い建築士が減っており、
今年から一級建築士の受験資格が2年の実務経験無しに緩和されましたが・・・
この講習・考査も講習料を下げたり、期間を延ばしたりの緩和をしないと・・・
建築士事務所に属する建築士は増えないんじゃないでしょうかね?
こんなこと書いていますが・・・
今回の修了考査の結果が気になるところ?
今後の励みになるので・・・
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